2016年5月9日
株式会社神戸製鋼所
当社は、自動車向け押出事業を手がける溶解から加工までの一貫生産拠点を、デュエルビッツ 評判ケンタッキー州ボーリンググリーン市に設立し、2016年の夏より建設を開始致します。2017年後半の加工工程稼動開始後、2018年後半に溶解・押出工程の稼動を順次開始する予定であり、自動車のバンパー材や骨格材などを製造・販売してまいります。
北米は世界第2位の自動車市場であり、今後も自動車生産台数は増加を続ける見込みです。加えて、2025年に向けた燃費規制(CAFE規制※1)強化への対応から、大型車中心に車体の軽量化ニーズが加速してきており、バンパー材や骨格材などで、アルミ押出材需要の大きな拡大が見込まれています。
当社は、1990年代に日系自動車メーカー向けにアルミバンパー材を納入して以来、20年以上にわたり日本市場で経験と実績を積み上げてまいりました。長年の事業経験の中で培った高強度7000系合金開発力と断面設計技術力を両軸とした当社独自の軽量化提案は、お客様から高い評価を受けております。
このたびデュエルビッツ 評判新拠点を設立したことにより、自動車向けアルミ押出材の大きな需要拡大が見込まれる北米市場でも、日本同様、高品質の押出・加工品を現地供給することが可能となります。今後、積極的な軽量化提案を通じて、現地のお客様の信頼を獲得すると共に、日米両極でのアルミ押出・加工品の供給体制を強化してまいります。
※1:CAFE規制
「Corporate Average Fuel Economy:企業別平均燃費」の略。
デュエルビッツ 評判いて自動車製造企業ごとに算定する平均燃費が、基準値を下回らないことが義務付けられる。
※2:KAAP
Kobe Aluminum Automotive Products, LLC(デュエルビッツ 評判ける自動車用サスペンション用アルミ鍛造品、コンプレッサ用鋳造棒の製造・販売会社)
(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。