真岡製造所における自動車用デュエルビッツ 入金ボーナスパネル材製造設備の増強について

2017年5月10日

株式会社神戸製鋼所

当社は、このたび日本市場における自動車用デュエルビッツ 入金ボーナスパネル材(以下デュエルビッツ 入金ボーナスパネル材)の需要拡大への対応として、真岡製造所(栃木県真岡市)に、デュエルビッツ 入金ボーナスパネル材専用の熱処理・表面処理設備の増強を行うことを決定しました。総投資額は約200億円で、2020年からの稼動開始を目指して今年度中に建設着工の予定です。

設備投資概要

投資額:
約200億円
設備:
熱処理設備と表面処理設備
生産能力:
年間10万トン
稼動時期:
2020年1月(予定)

世界的な環境規制の強化を背景に、車体の軽量化ニーズが高まっており、日本市場(中国以外のアジア含む)におけるデュエルビッツ 入金ボーナスパネル材需要は、当社推定では足下の年間約4万トンから、2025年には30万トン以上へ、大幅な拡大が見込まれています。

当社は、デュエルビッツ 入金ボーナスパネル材需要の伸長を見込み、1980年代から材料開発、解析/設計、加工/接合などの技術開発を進めてきました。それらの技術を活用したトータルソリューションを提案することで、日系自動車メーカーをはじめ各社から高い評価を得ており、国内のデュエルビッツ 入金ボーナスパネル材市場でトップサプライヤーとしてのポジションを築いています。また、海外においては、中国でデュエルビッツ 入金ボーナスパネル材専用の製造拠点である神鋼汽車鋁材(天津)有限公司を設立し、昨年1月より稼動させています。

今回の対応により、日本・中国を含むアジア向けに高品質のデュエルビッツ 入金ボーナスパネル材を安定的に供給する体制を構築することで、当社はこれからもお客様のご要望にお応えして参ります。

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(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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