デュエルビッツ 入金不要ボーナスについて

デュエルビッツ 入金不要ボーナス4月2日

株式会社神戸製鋼所

当社は本日、デュエルビッツ 入金不要ボーナスを下記の通り実施しましたので、お知らせ致します。

入社式

日時:
デュエルビッツ 入金不要ボーナス4月2日(月)10:00~10:20
場所:
神戸本社
式次第:
開会の辞、社長祝辞、役員紹介、閉会の辞

新入社員入社実績

(単位:人)
2016年度 2017年度 デュエルビッツ 入金不要ボーナス
総合職 事務系 47 51 47
技術系 121 132 107
小計 168 183 154
基幹職 226 302 247
合計 394 485 401

*デュエルビッツ 入金不要ボーナス総合職事務系47名の内、4名はラグビー部採用。

当社は、社内のダイバーシティを推し進める活動の一環として、「新卒総合職のうち事務系30%・技術系10%、基幹職技能系のうち10%」で女性を採用するという目標を掲げております。今年度は、事務系18名(約42%)・技術系9名(約8%)、基幹職技能系23名(約9%)を採用しました。

また、グローバル展開推進のため、3カ国から5名の外国人を総合職として採用しました。

デュエルビッツ 入金不要ボーナス 社長祝辞(要約)

本日、当社に401名の無限の可能性を持った皆さんを新しい仲間として迎え入れることになりました。皆さんを心より歓迎致します。

私も皆さんと同じく、この4月に社長に就任しました。ガバナンスや企業風土の抜本的な改革を推し進めていくことが私の最大の使命であり、品質にかかわる不適切行為の再発防止策の遂行に全身全霊を傾けていきます。

勿論、新入社員の皆さんも今日から神戸製鋼グループの一員です。会社をより良く変えていくためには、皆さんの声が必要です。職場でおかしいと感じることがあれば、率直に声を上げ、是非新しい息吹をもたらして下さい。

私たちは、昨年4月以降、「Next100プロジェクト」と銘打った活動を開始しています。次の100年も、神戸製鋼グループが持続的な発展を遂げていくために、よりよい企業集団となること、すなわち「誇り・自信・愛着・希望」を実感できるグループになることを目指したものです。この活動を今後も継続していくことが、当社グループが生まれ変わるための鍵であり、対策の一丁目一番地に位置づけています。

この活動では、私たちの最も大切な理念として、「KOBELCOの3つの約束」を掲げています。1つ目は、「信頼される技術、製品、サービスを提供します」です。企業は信頼が全てです。社会やお客様からの信頼を得てはじめて、先への展望が開き、存続への道が示されます。信頼は、時間の経過と共にひとりでに回復したり、醸成されたりはしません。私たち一人ひとりに寄せられる信頼の積み重ねが全てであり、そのためには自身が為すべきことは何かを自問自答し、自分なりの核心を見つけ実践することが重要です。

2つ目は、「社員一人ひとりを活かし、グループの和を尊びます」です。当社グループには、元々自由闊達な雰囲気の中で、お互いの自律性を尊重する風土があります。多様な価値観や働き方に対応する、ダイバーシティ推進活動を今後も強化していくことで、こうした風土は変わらず大切にしていきます。但し、自由闊達な雰囲気は、法令や社会規範、企業が定める規律やルールが守られてはじめて意味を持つものです。個性は大いに発揮しつつ、忌憚のないやりとりを通じて、お互いへの理解や尊敬を深めることこそが私たちの志向する和の精神にあたります。

3つ目は、「たゆまぬ変革により、新たな価値を創造します」です。当社グループは今、変革期に差し掛かっています。あらゆる不適切行為を許さない体質や仕組みの構築に全力を注ぎ、かつ社会の目まぐるしい変化にも適応していかねばなりません。この変革を担うのは、変化を敏感に察する若い人達です。皆さんの柔軟な発想力や活気溢れる行動力に大いに期待しています。

次に、当社グループの経営状況についてです。当社は2016年度から中期経営計画「KOBELCO VISION “G+”」に取り組んでいます。現時点で、2017年度の連結経常利益は600億円を見通しており、前年比で大幅に改善しますが、外部環境の好転の影響が大きく、品質問題に伴う課題も多く抱えており、楽観はできません。しかし、私たちの進むべき道は明快です。中期経営計画で定める「素材系事業、機械系事業、電力事業の3本柱による成長戦略」を追求していくことに尽きます。

各事業にも少し触れると、素材系事業では、鉄鋼やアルミ・銅、溶接の最先端技術だけでなく、事業を横断した接合ソリューション技術を有しており、世界的な環境規制の高まりを背景とした輸送機の軽量化への取り組みにおいて、大きな強みを発揮できます。鉄鋼の上工程集約によるコスト競争力強化や、アルミ・銅におけるものづくり力の再構築を通し、素材系事業の存在感を確固たるものにしていきます。

機械系事業では、エネルギー・インフラ分野向けで実施してきた戦略投資効果を最大化していきます。昨年市場参入が可能となった大型ターボ圧縮機の拡販や、産業機械事業の更なる高収益化に向けた海外拠点の活用強化に取り組みます。また、将来的に市場拡大が見込まれる水素関連事業にも、引き続き注力していきます。

電力事業では、既存の神戸発電所の安定稼働に努めると共に、真岡と神戸の新規発電所プロジェクトを着実に遂行していきます。安定収益源と位置付け、盤石な経営基盤の一翼を担うことを期待します。

加えて、品質に関わるガバナンス・マネジメント・プロセスを十分に働かせ、変わらなければならないところをしっかりと正し、諸課題を克服していくことで、当社グループはより一層飛躍を遂げていけるものと確信しています。

もちろん、これらの事業を進めるうえで、何よりも優先されるのは「安全」であり、皆さん一人ひとりが心身共に「健康」であることです。「安全は絶対である」という意識を常に持ち、日々の業務にあたってください。

最後に、私から皆さんに2つの言葉を贈りたいと思います。1つ目は、「目線は高く、但し現実には謙虚であれ」です。私自身が若いころに上司から言われた言葉です。今後皆さんが各職場で働き始めると、日々の仕事が面白くないと感じることもあるかもしれません。そんな時、自分の目標や理想を高く持っていると、視野が広がり、自分が今何のためにその仕事をしているのか、何に向かって努力しているのかを自然に悟ることができ、自ずと行動が変わります。但し、理想を追い求めるだけではなく、地に足をつけ、現実を見ることも重要です。双方のバランスを取ることが大切なのです。

2つめは、「仕事はコミュニケーションの積み重ねである」です。どんな仕事も1人では完結できません。周囲とのコミュニケーションの質を上げ、量を増やすことが、仕事の効率を高め、より良い成果をあげることに繋がります。例えば分からないことが出てきた場合、一旦自分で考えることは重要ですが、自分なりの意見を携え上司や同期に相談すると、異なる視点からの有用かつ新しい気付きがあるものです。こうしたコミュニケーションの積み重ねが、好循環を生み出し、当社グループの組織や風土の礎を成していくのです。

当社グループは、多岐に亘る事業を営んでおり、ビジネスのフィールドは世界中に及んでいます。それぞれの部署で皆さんが生き生きと活躍されることを大いに期待しています。

(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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