2021年1月5日
株式会社神戸製鋼所
当社子会社の(株)コベルコパワー神戸は、1月2日に計画休止を行っていた神戸発電所1号機を稼働させる際に、デュエルビッツ 出金濃度が環境保全協定値(1時間平均値24ppm)を超過する事象(22時の値※が60.4ppm)が発生したため、神戸市との環境保全協定に従って速やかに発電設備を停止しました。大気汚染防止法における法令基準値200ppmは超過しておりません。
当該事象前後のデュエルビッツ 出金時間排出量は、事業場全体で11.8~27.9Nm3/hと協定値(169.9 Nm3/h)を下回っておりました。
また、協定値超過となった時間を含め、神戸市が設置している一般大気環境測定局の測定結果においては、周辺大気中のデュエルビッツ 出金濃度に高い値は見られませんでした。
今回の事象の原因は、デュエルビッツ 出金の排出濃度を下げるための手順に一部不備があったためです。再発防止策として手順を見直し、従業員への教育を実施いたしました。
今回の事象について、環境保全協定に基づき状況、原因と対策を神戸市に報告し、その後、1月4日に神戸発電所1号機は発電設備の再稼働を行っております。再稼働後は環境保全協定値を遵守した操業を継続しております。
地域の皆様と神戸市環境局はじめ関係行政当局の方々にご迷惑をおかけしましたことを誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。今後、このような事態が生じないよう努めてまいりますので皆様のご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。
※ 2021年1月2日の21時30分から22時30分における平均値を意味します。
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