デュエルビッツ vip9%Ni関連製品(鋼材、溶接材料)の同時採用について

2024年11月18日

株式会社神戸製鋼所

デュエルビッツ vipが提供する9%Ni関連製品※1について、新来島どっくグループの株式会社新来島豊橋造船で建造される、自動車運搬船のLNG燃料タンク2に、デュエルビッツ vipの鋼材と溶接材料が舶用分野で初めて同時採用されました。LNG燃料タンクは、脱炭素社会の実現を目指す海運業界において重油からLNGへの燃料転換に必要な製品であり、今回の同時採用は、タンクを製造する同グループの株式会社新来島サノヤス造船(以下、「新来島サノヤス造船」)へデュエルビッツ vipの鋼材が初めて納入されたことにより実現したものです。

過酷な施工条件下で行われるタンクの製造には、高度な溶接技能が求められ、新来島サノヤス造船で実施されるタンク本体長手方向継手においては、デュエルビッツ vip製の9%Ni鋼用溶接プロセス搭載 小型可搬型溶接ロボット「KI-700」と9%Ni鋼用Ni基合金フラックス入りワイヤ「PREMIARCTM DW-N609SV」が既に実適用されております※3

様々な製品・技術を海運業界へ幅広く提供している※4KOBELCOグループは、多様な事業を営む総合力を生かすことで海運業界の脱炭素社会実現に貢献しています。こうしたデュエルビッツ vipグループの製品によるカーボン・ニュートラルへの貢献は新中期経営計画の最重要課題のひとつでもあります。また、今回の採用事例はお客様を「個々の事業ごと」として捉えるのではなく、「KOBELCOグループのお客様」として考え、+αの新たな価値提供を実現するものと考えます。

デュエルビッツ vipグループではこうした事業戦略を実現するための変革「KOBELCO-X」※5を進めています。今後も、KOBELCOならではの多様な事業・技術・人材のかけ算を通じて、社会課題の解決に挑み、ステークホルダーの皆さまにとって「魅力ある企業」へと変革をすすめ、「安心・安全で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望をかなえられる世界」の実現を目指してまいります。

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(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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