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プレスリリース
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デュエルビッツカジノ ログイン
2007年7月5日
株式会社デュエルビッツカジノ ログイン所
新還元鉄プラントは、サダット市にありますベシェイ・スチール製鉄所内に建設され、2010年初頭に稼動する予定です。
今回受注した直接還元鉄プラントは、隣地の電気炉に還元鉄(DRI)を高温のまま直接供給するHOTLINK(注1)と呼ばれるシステムを導入します。HOTLINKは高温DRIを直接電気炉に供給できる画期的な技術です。
このシステムにより、温度損失が避けられる結果、電気炉操業に必要な電力(溶鋼1トンあたり600kW/h)がおよそ3/4(450kW/h)ですみ、また電極の消耗も大幅に軽減できます。エネルギー効率に優れ、環境負荷を軽減する技術として、今後の還元鉄プラントにおいて期待されているシステムです。
プロセスの信頼性、還元鉄の均一な品質、設備の早期立ち上げのメリットを考慮し、ミドレックス法が選択されました。今回の設備増強により、北アフリカにおける鉄鋼メーカーとしてのプレゼンスを更に強化することが出来ると、ベシェイ・スチールは期待を寄せています。
HOTLINKについて
・DRIを600℃以上のまま電気炉に供給するシステムです。
(還元炉と電気炉の距離は約40メートル以下です)
・重力とコンベーヤーを使って高温DRIを搬送します。
・電気炉の生産性を約15%〜20%向上することが可能になります。
・電気炉の操業コストを溶鋼1トンあたり5〜10ドル削減することが出来ます。
・電気炉の電力(溶鋼1トンあたり600kW/h)がおよそ3/4(450kW/h)で済みます。
・電極の消耗が大幅に軽減できます。
べシェイのHOTLINKプラントは基本的に100%高温還元鉄を生産する予定ですが、冷温還元鉄も生産可能なプラントです。それにより、生産状況や需要動向に対して柔軟に対応できることになります。
べシェイ・スチール社の概要
社名 | : | Beshay Steel |
本社 | : | エジプト国カイロ市 |
建設するサイト | : | サダット市(カイロ市の北西約90km) |
(べシェイ社のエジプト・スチール製鉄所内) |
新設設備
還元鉄プラント | : | 年生産能力176万トン |
稼動開始 | : | 2010年初頭 |
製品 | : | 高温還元鉄(冷温還元鉄も可能) |
生産設備
電気炉 | : | 年産能力120万トン |
ビレット連続鋳造機 | ||
線材・棒鋼ミル(3機) | : | 年産能力165万トン(合計) |
べシェイ社向けHOTLINKの図