デュエルビッツ 評判 受賞者紹介

デュエルビッツ 評判


小紫咲花さん(デュエルビッツ 評判2年)
小紫 咲花さん(小学2年)
「里山のおそうじとうばん」

永野咲梨さん(デュエルビッツ 評判5年)
永野 咲梨さん(小学5年)
「森は音で出来ている」

林風花さん(デュエルビッツ 評判5年)
林 風花さん(小学5年)
「ふうちゃんとデュエルビッツ 評判ようせい」

濵田聖さん(デュエルビッツ 評判5年)
濵田 聖さん(小学5年)
「アオの家族」


永井孝典さん(高校1年)
永井孝典さん(高校1年)
「キースの小さな森」

山本小百合さん(中学2年)
山本 小百合さん(中学2年)
「デュエルビッツ 評判お巡りさんのある日」

赤松朋音さん(中学3年)
赤松 朋音さん(中学3年)
「デュエルビッツ 評判ケーキ屋さん」

杉島穂月さん(高校3年)
杉島 穂月さん(高校3年)
「デュエルビッツ 評判オーケストラ」


特別賞

南川颯佑(デュエルビッツ 評判2年)
南川 颯佑(小学2年)
「カブトムシのなんでもようひん店」



審査員長講評

一回目より審査委員長を務めております、永田萠でございます。

改めまして、受賞者の皆さん、ご家族の皆さん、本当におめでとうございます。
今年度は569件の応募がありました。秋に原稿が送られてくると、私は、これから毎日毎日、この原稿を読まねばならないという、プレッシャーを感じます。そしてまだ若い皆さんがたが一作一作一生懸命書かれた文章に、本当に胸が熱くなります。
でも、とても厳しい審査があり、いくつかの審査のポイントがあります。

まず一番大切なポイントは、森が正しく理解されて、表現されているか、です。今までの審査を経て、私が強く感じるのは、今年度は本当に素晴らしいという事です。森についての知識もたくさんあり、でも頭の中だけで作ったおはなしではない。皆さんがたが実際にその場に足を運んで、しっかりとその場の空気や、それこそ香り、そういったものが伝わってくる、とても素晴らしい文章でした。

次のポイントは、物語の魅力があるか、ナンバーワンの独創性があるかということです。11回も回を重ねましたので、もう既に素晴らしい作品が存在するわけです。それ以上のものを書いていただかないといけない。私たちもそのつもり読ませていただきます。どんどんハードルが上がります。今年、またぐんと上がりましたので、来年応募される方は大変ですね。

そして最後に最も大切なポイントは、このおはなしは絵本になるか、という事です。金賞作品はプロの絵本作家、挿絵画家の方が絵を描き、一冊の絵本として誕生します。ですから、どんなに魅力的なおはなしでも、絵本としてなりえるかが、ポイントになります。絵本は「絵の本」と書きますので、みなさん絵を中心に思われるかもしれませんが、まず最初に原稿が存在します。画家はおはなしを読んでイメージを膨らませていきます。そして文章の邪魔をしないよう絵を描きます。つまり文章で語っていることは、絵ではそっとサポートする。でも文章が書ききれないことは絵がちゃんと描いて表現します。

今年も本当に素晴らしい作品がたくさん集まりました。改めて審査員の一人として皆さん方にお礼を申し上げたいと思います。そして、心からのお祝いも申し上げたいと思います。おめでとうございます。そしてありがとうございました。

審査員長 永田萠