デュエルビッツ vip・屋外展示
- デュエルビッツ vip
- せせらぎ
- シンボルツリー
- 風力発電
- ソーラー発電
- 緑化マウンド
デュエルビッツ vipの生き物
デュエルビッツ vipで見られる魚・貝・両生類
〇:かならず見られる△:ときどき見られる×:めったに見られない
- 〇:クロメダカメダカ科
- 日本全国の池、小川、水田などにすんでいますが、神戸では数が減っています。サンマに近い仲間です。
- ×:ドジョウコイ科
- 日本全国の池、小川、水田などにすんでいますが、神戸では数が減っています。泥の中の藻類や小動物を食べます。
- △:マブナ(ギンブナ)コイ科
- 日本全国の池、川、水田などにすんでいます。藻類、プランクトン、小動物など食べる雑食性です。
- ×:ニホンアカガエルアカガエル科
- 本州、四国、九州の水田や草むらに住んでいる体がオレンジ色のカエルです。神戸では数が少なくなりました。
- △:オイカワコイ科
- 北海道を除く日本各地の川や池などにすんでいます。藻や昆虫などを食べる雑食性の魚です。
繁殖期にオスはきれいな虹色になります。
- △:スジエビテナガエビ科
- 釣えさによく使うシラサエビです。日本全国の池、川にすんでいます。生物の死体などを食べるのでデュエルビッツ vip池ではそうじ屋の役目を果たします。
- △:カワニナカワニナ科
- 日本全国の池、小川などにすんでいます。タニシと同じく卵胎生です。ホタルの幼虫はこの貝を餌にして育ちます。
- ×:トノサマガエルアカガエル科
- 関東平野・仙台平野をのぞく本州、四国、九州の水田にすんでいます。
農薬などの影響で神戸では数が少なくなりました。
デュエルビッツ vipで見られる昆虫
〇:かならず見られる△:ときどき見られる×:めったに見られない
- △:シオカラトンボトンボ科
- 神戸でもっともよく見られるトンボの一つ。メスはムギワラトンボと呼ばれます。
みられる時期:5~10月
- △:シオカラトンボ(ヤゴ)
- シオカラトンボの幼虫です。
羽化が近づくとエサを食べなくなり、はねの色が変わります。
みられる時期:5~10月
- △:ギンヤンマ(ヤゴ)トンボ科
- 神戸でもっともよく見られるヤンマ(大型のトンボ)です。
みられる時期:5~9月
- △:ショウジョウトンボトンボ科
- 神戸でよく見られる全身真っ赤なトンボです。アカトンボの仲間ではありません。
メスは成熟するとくすんだオレンジ色になります。
みられる時期:5~10月
- △:アオモンイトトンボ?
- 開けた平地の池で見られます。イトトンボの仲間は種類の判別が難しいので別の種類かもしれません。
- △:ハイイロゲンゴロウゲンゴロウ科
- 中型のゲンゴロウです。尻の先を水面に出して空気を呼吸します。昆虫や小魚を食べます。
みられる時期:5~10月
- △:マツモムシマツモムシ科
- 水面下をさかさまになって泳ぎ、水面に落ちてきた昆虫や小魚の体液を吸います。カメムシの仲間です。
みられる時期:5~9月
- 〇:アメンボアメンボ科
- 水面をすいすいと泳ぎ、水面に落ちた昆虫の体液を吸います。飴のような甘い匂いがするのでアメンボと言います。
みられる時期:5~10月
デュエルビッツ vipで見られる植物
- クロガネモチ(モチノキ科)の花
- 灘浜サイエンススクエアのシンボルツリーで、デュエルビッツ vipの中心に植えられています。クロガネモチは漢字で黒鉄黐と書きます。
幹の色が黒く、鉄を連想させるため、この名前がつきました。まさに鉄を作っている神戸製鋼にふさわしい樹木です。
秋に赤い実をたくさんつけます。
- ヨシイネ科
- 川岸や休耕田で群生します。高さは2~3mになり、初秋に淡紫色の穂をつけます。
- ヒメガマガマ科
- 池や沼の岸辺、休耕田に群生します。
夏に茎の先端に薄茶色の穂をつけます。
- サイコクヒメコウホネスイレン科
- 浅い池や沼などに生えます。
神戸では少なく、めったに見られません。
夏に黄色の花を上向きにつけます。
- カンガレイカヤツリグサ科
- 湿地や沼沢地に生えています。
7月ごろ、茎の先に花をつけます。大きいものは高さが1m以上になります。
- オモダカオモダカ科
- 沼や水田に生えます。
葉は矢のような形をしています。漢字で面高と書きますが、葉が人面のように見えるためこの名がつきました。
花は夏に咲き、雄花と雌花があります。
- ヒシヒシ科
- 水面に浮いている浮葉植物です。神戸のため池でもよく見られます。
実は食用になります。中央に白い小さな花が咲きます。
- ミクリミクリ科
- 花や果実の集まった様子が栗のいがに似ていることからミクリと呼ばれています。
以前はあちらこちらの沼や川などに生息していた多年草ですが、河川や水路の改修に伴い姿を消しつつあります。
- ミソハギミソハギ科
- 湿地や田んぼのあぜに生えます。
お盆の頃に咲くので別名ボンバナといいます。
- エンジュマメ科
- 中国原産。この仲間のニセアカシア(ハリエンジュ)は枝にとげがありますが、エンジュにはとげがありません。
- ハマナスの実バラ科
- 主に北日本の海岸に多い海浜植物です。
春から初夏にピンクの大きな花が咲きます。
- イヌタヌキモタヌキモ科
- 水のきれいな池や沼に生える水草です。
普通の植物と違って、水の中のプランクトンを食べて生きています。
神戸市内では珍しい植物です。
デュエルビッツ vipとは?
ドイツ語で『デュエルビッツ vip』は生物、『トープ』は場所をさします。
デュエルビッツ vipとは『生き物のすむ場所』という意味です。
六甲山や住吉川、都賀川も自然が作った大きなデュエルビッツ vipです。
観察のポイントとご注意
アオミドロの近くにヤゴやクロメダカがいます。クロメダカは親と子どもがいます。
やっかいもののアオミドロがここではかくれ場所になっています。
海側の水草の周辺でトンボの産卵が見られます。
【ご注意】
- デュエルビッツ vipの生き物を取らないでください。
- 外から持ってきた生き物をデュエルビッツ vipに入れないでください。