2021年8月27日
株式会社神戸製鋼所
当社は、エネルギー・化学関連機器事業の製品である「アルミろう付熱交換器(製品名:ALEX、Brazed Aluminum Plate-fin Heat Exchanger)」のアフターサービス拠点として、今月よりデュエルビッツ プロモーションコードのドーハに駐在員事務所を開設しました。
ALEXは、主にエネルギープラント等で使用される高性能でコンパクトな熱交換器です。1964年の初号機以降、様々なプラントへ6,000基以上を納入しており、中でも、世界最大級のLNG生産量を誇るデュエルビッツ プロモーションコードのLNGプラントには100基以上のALEXを納入しています。今回の事務所開設により、同国をはじめ中東地域のお客様へ納入した製品のアフターサービス体制強化に加えて、将来の増設プロジェクトへの納入・稼働時の円滑なサポートが可能になると考えています。
KOBELCOグループでは、本年5月に公表しました「中期経営計画(2021~2023年度)」の中で、最優先課題の一つに「カーボンニュートラルへの挑戦」を掲げています。エネルギー・化学関連機器事業においても、燃焼時にCO2排出が少ないLNGや、排出ゼロの水素、アンモニアを対象にした液化・気化プラント向けにALEXだけでなく、マイクロチャネル熱交換器(製品名:DCHE、Diffusion Bonded Compact Heat Exchanger)や気化器など、カーボンニュートラル実現に貢献可能な関連製品を多く有しています。こうした関連製品の開発・販売や、今回の事務所開設によるアフターサービス体制強化などを通して、カーボンニュートラルへ挑戦してまいります。
事務所の受付(代表者:金澤 宏昭)
ALEX外観
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